係員から説明を受けるヨコヤマ氏
このとき彼はどんな気持ちで説明を聞いていたのでしょう…。私には想像もつきません。
ヨコヤマ氏飛翔の瞬間を見守るミズノ氏
後ろから煽るのかと思いきや、意外とおとなしく見守っていました。
観客に
別れを告げる挨拶するヨコヤマ氏
この儀式は必ずやらされます。
ギャラリーの前でこれをやったら飛ばざるを得ないところまで追い込まれるそうです。
このときに両岸のギャラリーから大声援を浴びます。
呼吸を整え飛翔の瞬間を静かに待つヨコヤマ氏
写真からはわかりませんが、ヨコヤマ氏の深呼吸で体が大きく上下しているのが遠くからでもはっきりわかりました。
この瞬間。きっと心臓がパンクしそうなぐらい運動していたのかもしれません。
ヨコヤマ氏はこの時はもう何も考えていなかったそうです。下を見ずに前方の景色だけを見つめ、「いい景色だなぁ…」
「風が気持ちいいなぁ…」ということを考えていたそうです。(本人談)
ギャラリーも静まり返り、ただ飛翔の瞬間が来るのを待ちます。
そして、カウントが始まります。
5、4、3、2、1…
バン
ジー!!
この時、吊り橋からヨコヤマ氏の飛翔を見守っていたミズノ氏によれば、ヨコヤマ氏のジャンプは「火曜サスペンス劇場」
とかで、人が崖から飛び降りるシーンそのままだと言っていました(ミズノ氏談)。
びよ~ん
1回目の最下点。
1回目?そうです。バンジーは1回だけで終わるものではないのです。
1回目のゆり戻し
2回目の最下点
3、4回の上下運動で次第に振幅が弱まってきます。
するとゴムボートがするすると寄ってきて、救助してくれます。
当然、ゴムボートが来るまで宙吊り状態です。
救助されるヨコヤマ氏
上で撮影している我々に気付いて手を振ってくれました。
さすがポジティブヨコヤマ。
ジャンプは大成功でした。