第40回 川越城本丸御殿・小江戸川越散策

スポット情報

名称 川越城本丸御殿
住所 埼玉県川越市郭町2丁目13番地1
休館日 月曜・年末年始・第4金曜日
サイト 川越城本丸御殿
初回訪問 2014.3.30

川越(河越)といえば小田原北条氏が関東覇権を握るきっかけとなった河越夜戦の舞台になった "関東のすごく遠いところ"というイメージしかありませんでした。

ところが実際には東京の端から電車を乗り継いで1時間30分。結構近いところにあります。
(もちろん当時の小田原から攻めに行くのは遠いだろうけど)

しかも時の鐘を中心とした蔵の町造りを残す江戸情緒あふれる街として一大観光地になっています。
江戸情緒に浸るために一度は行って見なければ……。雰囲気的には伊勢のおかげ横丁と似ています。 そして商人たちが、がめつくないので気楽に街を散策できて気に入りました。

見るのも良し、歩いて良し、学ぶのも良し、買うのも良し。
一日中遊べる川越はカップルにオススメです。



川越城本丸御殿・小江戸川越散策

嘉永元年(1848)、時の藩主松平斉典が造営したもので、武家風の落ち着いたつくりが印象的な江戸時代17万石を誇った川越城唯一の遺構が本丸御殿である。

(中略)

現在に残る川越城本丸御殿は、明治維新後の解体により嘉永元年(1848)に時の藩主松平斉典により再建されたものの一部であり、 現存しているのは玄関・大広間と移築復元された家老詰所のみ。玄関に入ると廊下がぐるりと部屋を取り囲んでおり、 いくつかある部屋の装飾は質素で装飾などは最低限に止められているが、部屋を仕切る扉に描かれた杉戸絵や車寄せの構えは豪壮でさすがに御殿と呼ぶにふさわしい造りである。

大広間にいまだに残る松の絵の絵板戸や、現存する家老詰所には家老の人形などがあり、 当時の家老たちのやりとりに思いを馳せるのも楽しい。

小江戸川越観光協会webサイトより