第9回 横須賀 猿島公園
東京湾に浮かぶ無人島「猿島」。
三笠公園で記念艦「三笠」を見学したついでに渡ってきました。
明治時代は軍事拠点としての一面を持つ猿島は、今でも当時の遺構が残されていて探検気分を味わえます。
また浜辺ではバーベキューや海水浴なんか楽しめちゃったりするみたいです。
気軽にリゾート気分を楽しめる「猿島」に是非一度上陸してみてはいかがでしょう。
猿島
東京湾に浮かぶ唯一の自然島が猿島公園です。歴史は古く、縄文・弥生時代の石器、土器も発見されています。しばらくは、静かに時を過ごした猿島でしたが、幕末に江戸湾防備のため、台場としての役割を担うこととなりました。
明治時代になると、洋式砲台として整備され、東京湾の守りにつきました。第二次世界大戦が終わり、猿島は、静寂の中へ再び戻っていきました。そのため、台場、要塞時代の建造物が今に残る、貴重な歴史遺産となりました。
静寂のなかでよみがえった自然も、季節ごとの楽しみを訪れる人にあたえます。7月～8月は海水浴場がオープン。年間を通して、砂浜ではバーベキューができます。伝説と歴史を今に伝える自然島が、猿島公園です。
猿島は、現在も注目を集めています。近代土木遺産（土木学会）、東京湾100選（国土交通省関東地方整備局）、美しい日本の歴史的風土準100選（古都保存財団）に認定または、選定されています。
横須賀市 ウェブサイトより
三笠桟橋から船で渡ります。往復1,200円ナリ。
猿島の歴史が書かれています。縄文人も住んでいたらしい。
三笠桟橋から猿島を望む。遠そうで意外と近い。約10分程度の船旅。
いよいよ出航です。
船から見た三笠。このアングルは陸からは拝めない。
猿島が近づいてきました。あっという間に到着です。
乗ってきた定期船。そんなに大きくない。
ずいぶん人が多いけど、乗り切れるのでしょうか。
大学生ぐらいの男女グループが楽しそうにBBQをヤっていました。
島から眺める横須賀の街。新鮮です。
探検に出発！軍事要塞の遺産がそのまま残っています。
通路の両側は高い石積み。一気に要塞の雰囲気に浸れます。
弾薬庫……だっけな。
フランス済みと呼ばれるレンガ建造物は全国で4件しかない貴重な遺産です。
トンネル内でカップルが自然に手をつなぐから"愛のトンネル"だとさ。ケッ！
トンネルの中。真っ暗クライクライ。
迷路のようになっていて、ちょっと迷った。千と千尋の世界。
猿島台場跡。幕末に江戸湾防備のために備えられたもの。打ち方はじめー！
猿島高角砲台跡。こちらは第2次大戦中のもの。
幕末から常に異国から日本を守るために重宝されてきたようです。
いよいよ島の一番端へ。急な階段を下りていきます。帰りは良い眺めになりそうｗ人いないけどな。
日蓮上人が修行に励んだらしい洞窟。日蓮どれだけ各地に出没するんだ。
外人が釣りしてました。潮が満ちているのに気づいています？
この洞穴くぐってみたけど行き止まりで先に行けませんでした。
どうやら行っちゃいけなかったらしい。ガクガクブルブル。
遭難者たち…じゃなくて大学生らしい団体。十五少年漂流記を思い出した。
東京湾を望む。あまりの雄大さにしばらくボーッとしてました。
海中を撮影。水は結構透き通っていました。
もう一枚。こっちの方が透明度が分かりやすいかも。
所々にこんな難所が…。結構しんどい。
ショッカー秘密基地……もとい灯台跡。朽ち果てています。
明治中頃に建造された発電所。明治職人の仕事は完璧。今も健在。
乗り遅れたらﾔﾊﾞｲ。うっかり酒飲んで海岸で寝られませんな。
そしていよいよ帰り……って帰れるのか！コレ。
なんとか船に乗って帰って来ました。水着ギャル見るために今度は夏行きたい。
三笠公園近くにあった帆船"日本丸"の模型。横須賀とあまり関係ない気もしますが……。