第23回 日光東照宮・華厳の滝
東京地方在住なら修学旅行などで一度は訪れたことがあってもおかしくない定番観光地「日光」
でも実は筆者は一度も行ったことがなかったのです。
今回機会があり人生初日光。
時間がなくてこれまた定番の東照宮と華厳の滝しか見られませんでしたが、素晴らしさに圧倒されました。
東照宮なんてただのお墓でしょう。
と思っていた自分が恥ずかしい。当時の最高技術と最高芸術は今なお色褪せていないし、人を惹きつけます。
日光東照宮
社殿のの概要~世界遺産~
現在の社殿群は、そのほとんどがご鎮座から20年後の寛永(かんえい)13年(1636)に建て替えられたものです。 陽明門(国宝)など55棟、その費用は、金56万8千両、銀百貫匁、米千石(『日光山東照大権現様御造営御目録』より)を要し、 ご造営の総責任者には秋元但馬守泰朝(あきもとたじまのかみやすとも)、工事や大工の総責任者には大棟梁甲良豊後宗広(こうらぶんごむねひろ)があたり、 わずか1年5ヶ月の工期で完成しました。
境内の特徴は、自然の地形を生かした参道や階段を用い、バランス良く配置された社殿群が荘厳な宗教的空間をつくりだしていることにあります。 さらに建物には、漆や極彩色がほどこされ、柱などには数多くの彫刻が飾られていますが、これらは単なるデザインではなく、 信仰形態や学問・思想があらわされています。
また、これらの社殿群は平成11年12月「世界文化遺産」に登録されました。
日光東照宮ウェブサイトより
仁王像が見えます。ちなみに石鳥居も五重塔も大名からの寄進とか。貢物は世の常ですな。
近寄ってみると、あの有名な「見ざる 言わざる 聞かざる」の彫刻がありました。
もちろん三猿は有名なのですが、三猿は8面の彫刻の一部で8面の彫刻全部で人間の一生を表現しているのです。
東照宮といえばコレ。遠くからみても豪華絢爛さに圧倒されます。
一つ一つの彫刻も装飾も一切の手抜きなし。ずっと見ていたいのですが人が後から押し寄せてきて、立ち止まる余裕なし。
東照大権現に随身する男。そして桔梗の紋…明智サマ伝説はここから?
東照宮には麒麟がたくさん彫られています。なのでキリンビール。宣伝効果抜群。
人が大量に押し寄せるので立ち止まれませんw。が、少しだけ見えた「眠り猫」。他にも彫刻はあるのに、なぜにこれだけ国宝?
「おーいお茶」しか選べない自販機。一種類しか選べないのならこんなにいらんだろw
長蛇の列は東照大権現墓所入口の参拝客でした。散々並んで見たのこれだけだよ。
上には鳳凰。他の将軍様の墓所より立派なのは、さすが家康公。
墓の横にある杉にも賽銭箱が。並んで参拝している人が多かったけれど、杉に願掛けるなら別にここからでもいいだろう…とスルー。
華厳の滝
日光には四十八滝といわれるくらい滝が多いが、最も有名なのが華厳ノ滝である。高さ97メートルをほぼ一気に落下する豪快さと、 自然が作り出す華麗な造形美の両方をあわせ持つ。
和歌山県の那智ノ滝-なちのたき-、茨城県の袋田ノ滝-ふくろだのたき-とともに「日本の三大名瀑-めいばく-」とも呼ばれる。 名称は涅槃ノ滝-ねはんのたき-、般若ノ滝-はんにゃのたき-などと一緒に仏典の「釈迦-しゃか-の五時教-ごじきょう-」から名づけられたらしい。
(後略)
日光観光協会ウェブサイトより