第46回 山梨県立リニア見学センター
夢の乗り物と言われてきたリニア。
夢は夢のまま終わらず、現実になってきました。
2027年先行開業、2045年全線開業予定。遠いようで近い未来。
こちらも開業に先駆けて(?)見学に行ってきました。
走行試験の日に行くのが一番良いのでしょうが……きっと激混みだろうと考え、なんてことない日に突撃。
それでも観光バスが大挙して押し寄せていて、結構混んでいました。
ちょっと車がないと厳しい場所にはあるのですが、特に小さいお子さんは大興奮の施設。
リニア計画がぽしゃる前に是非一度行ってみて下さい。
山梨県立リニア見学センター
山梨県立リニア見学センターは、山梨リニア実験線の走行試験を間近で見学できる日本唯一の施設です。
世界最高速度を記録した試験車両をシンボル展示とし、リニアジオラマや浮上走行が模擬体験できる装置など体験学習機能を充実させて、 2014年4月にリニューアルオープンしました。
どきどきリニア館では、「リニアを学ぶ」「リニアを体験する」「山梨の未来が見える」の3つのフロアで、時速500km/hの 世界を体感することができます。全ての階から走行するリニアをごらん頂くことができ、2階見学テラスからは唯一屋外から 見学できます。
また、わくわくやまなし館には売店、観光物産情報スペース、展望室を備え、山梨とリニアの魅力をお伝えしています。
山梨県立リニア見学センター パンフレットより
大月駅にて。みんなカメラを向けていたのでとりあえず撮っとけみたいな。
大月駅から直通のバスが出ています。が、1日に5本のみという超レアバス。やる気が感じられない。
もしかしてこれか!?バスから見える実験線です。ですが、本日走行試験はありません。
試験走行日でもないのに大型バスが何台も来ていて、結構な混み具合です。
いきなり物産店「わくわくやまなし館」へ。お楽しみは後に取っておいた方が期待も増すというものです。
みやげ物屋なのに、この人だかり。観光客がお土産を漁っていました。
わくわくやまなし館の2階。展望室から実験線のレールが間近に見られます。ここは穴場かも。
おーー、本当にレールがありません。横についている白い壁みたいなのが電磁石です。浮いて走るのか…。
こっちのモックは目立たないところに置いてありました。MLU00X1は実験線の車両のようです。
山梨の魅力を紹介する映像コーナーもありましたが、見る人もいないのに映像だけが流れていました……。
「わくわくやまなし館」終了。再び外に出ました。記念写真用のアレですね。とってつけたような背景パネル。
こっちの建物がリニア見学センター。わくわくやまなし館から少しだけ離れたところにありますが、すぐわかります。
入っていきなり世界最速581km/hを達成した実験車両が目の前に飛び込んできます。
これまで開発されてきた実験車両たち。1960年代から研究が始まり……。
…今日まで不断の努力によって、ようやく実用化までたどり着きました。だんだん車体が洗練されています。
こっちが車両についている方の電磁石。ただコイルがぐるぐる巻いてあるだけじゃなくて複雑ですな。
実験車両(本物)なので実際に乗車できます。扉がウィング式とはかっこよすぎだろ。
リニアの車両内部。「なんだか普通の新幹線みたいだな…」とはどこかの観光客の言葉。同感です。
リニアを体験できるコーナー。磁力で浮上している車両に乗ることができます(2人乗り)。
しかしこの待ち行列。親子やカップルなら良いものの一人乗車はまさに羞恥プレイ。が、私は恥を忍んで乗ってきた!
磁石のNSを切り替えているのはわかるのだが、どうやってタイミングよく切り替えているのか結局わからん。
最初は車両は地面に着地している状態だが、ハンドルを回すとコイルが高速で回転し…。
あるスピードを超えると車体が浮上するというもの。前の写真と比較して浮いているのがわかりますか?
液体窒素で冷やした物体を乗せると浮上して、すべるように高速で走るレール。
原理は解説を読むと理解できるものの、それをどう実用化しているのかは企業秘密なのか結局よくわからないまま。
リニア実験線を中心とした大月を再現したジオラマ。すごく良い出来。
富士五湖ですね。バスが湖に突っ込んでいますが……大丈夫か!?
富士急のアトラクション。左の客がぶら下がっています!キケーン!
信玄公祭りでしょうか。赤備えは井伊家のトレードマーク。が、馬上で軍配もっているのは信玄か?
さっきの体験コーナーで実験ショーをやっていました。たくさんの客が熱心に見入っていました。