第33回 新幹線資料館・鉄道展示室
スポット情報
名称 | 新幹線資料館・鉄道展示室 |
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住所 | 東京都国分寺市光町1-46-8 ひかりプラザ1階 |
休館日 | 毎月第2・4月曜日 |
サイト | 新幹線資料館・鉄道展示室(ひかりプラザ内) |
初回訪問 | 2013.09.28 |
新幹線の生まれ故郷は国分寺にあった--。
国分寺にある「鉄道総合技術研究所」で夢の超特急は研究・開発されました。
そして「光町」という町名は新幹線ひかり号から名付けられました。
別に鉄オタじゃないけど、そんな話を聞くとロマンを感じます。
そんな新幹線の車両が丸ごと資料館になっているのが「新幹線資料館」
行った時期が悪かったのか、それともいつもそうなのか……。
施設はガラガラで、数人の親子連れがいただけでした。
穴場といえば穴場ですが……もうちょっと何とかならないものか。
寂しそうにしている新幹線を見ながら、そんな感傷に浸ってしまいました。
新幹線資料館・鉄道展示室
新幹線試験電車951形は、平成3年12月7日、公益財団法人鉄道総合技術研究所から国分寺市に無償譲渡されました。
この車両は、昭和44年に製造され、昭和47年に開通前の山陽新幹線西明石から姫路間で、時速286キロのスピード世界記録を出した記念すべき車両(全長約25メートル・高さ約4メートル・幅約3.4メートル・重量約60トン)です。
車内は、新幹線発展の歴史をパネル・模型・ビデオなどで紹介できるように改修し、新幹線資料館として開設したもので、運転席や座席もあります。
国分寺市ウェブサイトより
ひかりプラザ入口。国分寺市の施設ですが国立駅からが近いです。
鉄道展示室はひかりプラザの1Fにあります。…というか、これで全て。
鉄道展示室の中央には、ジオラマが鎮座。ジオラマがメイン展示物。
パネル展示「リニアの開発史40年」。最初の実験線は宮崎県にあったようです。
リニアテクノロジー。開業が本格化するリニア。知っておいて損はない。
心ないクソガキお子様にでしょうか……無残にも破壊されていましたw
リニア車両「ALPS」。この形だとあまり速く走れそうにない。
鉄道展示室の隣にあった喫茶「こだま」。閑古鳥が鳴いていました…。
そしてやっぱりジオラマ。新幹線資料館でもこれがメイン展示……。
当時想定された新幹線SUS(Speed up of Shinkansen)の模型。最新のデザインに通じるものがあります。
この展示してある新幹線は「951形」と呼ばれる開発車。当時の最高速210km/hを超える286km/hを達成した記念プレート。
風洞実験用の木製のモック。このような地道な開発・実験の繰り返しが現在に通じているのかもしれません。
運転席です。チープな作りで座り心地はよくない。開発車両だからこの椅子なのか当時の新幹線がすべてコレなのか…。
ずいぶんアナログな印象を受けました。速度計(左上)は300km/hまでありました。
マスコン。ガコガコッと動かずにヌルヌル動きます。数字は速度。こんなので250km/h以上を出したのかー。
たぶん当時の雑誌記事。「たのしいね」ではなく「たのしそうだね」がポイント。