第37回 陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)
"自衛隊"と聞くだけで脊髄反射でぎゃーぎゃー叫ぶ人っていますよね。
「軍靴の足音が聞こえる」なんていう人もいます。
もちろん自衛隊は専守防衛のための組織なのですが、軍備というよりも災害救助という面での活躍が著しいです。
それでも20年以上前は散々な扱いでした。
日航機墜落事故(1985年)では自衛隊の献身的な救助活動にも関わらずマスコミはほとんど報じなかったり、
阪神淡路大震災(1995年)でも懸命に救助活動に当たったのに一部マスコミの報道により批判に晒されたり…
同じ日本国民なのにね。
それでも自衛隊は地道に活動を続け、現在ではかなりの認知そして好感をもって受け入れられています。
そんな自衛隊のPRセンターが東京と埼玉の境にあります。
戦車や攻撃ヘリの展示からシミュレータなど無料施設にしては内容は充実。
親子連れやカップルもたくさんくる穴場スポットなのです。
陸上自衛隊広報センター(りっくんランド)
埼玉県朝霞市に所在する陸上自衛隊唯一の体験型後方施設です。
陸上自衛隊の任務・組織などの紹介の他、10式戦車、対戦車ヘリコプター(AH-1S)などの
装備品を多数展示しております。
この他、フライトシュミレーター(AH-1S)や迫力ある3Dシアター、服装体験コーナーなど、 見るだけでなく体験・体感できる施設です。
陸上自衛隊パンフレットより
童謡詩人 清水かつらの歌碑があります。「しかーらーれてー」親に怒られると親戚のおばちゃんにこの歌でからかわれた。
陸上自衛隊広報センターは和光市駅からかなり歩きます。20分ぐらい。
広大な敷地を囲む柵の奥ににいかにもな車両が並んでいます。ある意味わかりやすい色です。
広報センターはおまけでメインは駐屯地なので……厳戒態勢です。
外には謎のオブジェがあります。タイトルは忘れました。そして見た目からもわからない。
いろいろな芸能人の方が来ましたよっという宣伝用の写真パネル。
こんなところでも3D。内容は「サバイバル訓練」上官の理不尽なしごきに思わずワラタ。これ見て自衛隊に入ろうとは思わないw
攻撃ヘリの操縦席。対戦車ミサイルは8発分しかスイッチがなかった。
でたーーー!90式戦車。巨大です。でもライトが目に見えてしまうとお茶目な顔と言えなくもない……か?
陸自の空挺装備です。パラシュートでバラバラ下りるときに着ているヤツ。
色々なメニューがあるが、全部黒いパックなので食欲が湧かない。
90式戦車の乗るところ。閉所恐怖症の方には入口はたまらなく狭い。
子どもはミリタリーマニアか!?と思ったが、コスプレコーナーのものらしい。
射撃シミュレーター。戦車編とヘリ編があります。どこまでリアルなのかは謎。
画面は戦車編のもの。オートで狙ってくれるので、何も考えず発射すれば一発で撲滅。そんな簡単か?
何トン爆弾が忘れましたが…こんなのが落ちてきたらひとたまりもない。
偵察用オートバイ。てっきり丈夫なスーパーカブかと思ったら違うのか。
体験コーナー1。戦闘用背嚢(リュック)。15キロあったけどこれは何とかいけそうな感じ。
体験コーナー2。防弾チョッキ。12キロあってこれはヤバかった。
屋外展示です。戦車やら偵察車両やらゾロゾロと並んでいました。
建物すぐそばに地下指揮所への階段がありました。怪しげな雰囲気が漂っています。
地下指揮所の内部。狭くてこんなところに閉じ込められたら発狂する。
74式戦車。「エルフを狩るモノたち」のミケ。あ、マニアックでわかりませんよね…。
正式には「74式照準用暗視装置投光器部」というらしいです。そしてメーカーは日本電気(NEC)製。パソコンだけじゃないのか…。
2本砲がのびているので二刀流戦車なのか?「87式自走高射機関砲」だったような気がします。
国旗の下の文字は…そうです。サマーワの活動で使われていた装甲車です。
再び屋内へ。攻撃ヘリ(AH-1S)のフライトシミュレータがあります。休日は並ぶらしいですが、もちろん平日なのでガラガラ。
ピンボケですが…ヘリが揺れすぎて全然ピントが合わなかったんです!