第58回 小江戸川越七福神めぐり
七つのお寺を回る"七福神めぐり"は探せば結構あります。
御朱印を集めるのは、なかなか難易度が高くて引いてしまうのですが、七福神めぐりはスタンプになっていることが多いです。
大きいお寺ばかりではないため御朱印を書く人を常駐させるだけでも大変だからでしょう。
が、しかし。
「七福神 = めでたい」ためか、正月にやっていることが多く、大抵正月は家に篭っている自分としては、気が付けば「今年も逃した…」状態。
七福神どころか疫病神が来るんじゃないかとさえ考えてしまいます。
そんな中でもこの小江戸川越七福神めぐりは1年中やっているという有難いシステム。
そして川越の街も散策できるというまさに一石二鳥の七福神めぐりです。
けれど、めちゃめちゃ歩きます。
マジ足にくる……。
七福神めぐり以外の川越スポットはこちらをご覧下さい。
小江戸川越七福神めぐりの霊場会公式ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
(中略)
おかげさまで小江戸川越七福神めぐりは、川越の発展と歩調を合わせるように、毎年たいへん多くの方々にご参拝をいただき、 正月松の内や毎月1日のご縁日を中心に賑わいをみせています。全行程約6Kmという徒歩でも半日で回ることが出来る適度な距離と、 七福神をめぐりながら多くの史跡や観光スポット(蔵造りの町並み・時の鐘・菓子屋横丁など)を寄り道して楽しめることなど、 小江戸川越七福神めぐりならではの魅力的なコースが人気です。 そのため、JR東日本、西武鉄道、東武鉄道各社による七福神めぐりのイベントも毎年行われ、たいへん多くの参加者が川越を訪れています。
最近では、元日から1月7日、毎月1日のご縁日だけでなく、四季を通じて訪れる方も多くなりました。
休日にお一人やお仲間などで回られる姿、また中高生のグループが七福神めぐりを楽しむ姿をよくお見かけします。
健康のために歩くことを目的にされた「歩こう会」の皆様にもお参りいただいています。
七福神を祀るお寺を訪れることで、心の安らぎや癒しを得られることも人気の秘密かもしれません。
ぜひお誘いの上、小江戸川越七福神をお参りいただき、諸願成就、家内安全、商売繁盛、縁結び、出産、成長、立身出世、 学業成就、健康長寿などをお祈り下さい。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
小江戸川越七福神霊場会会長 妙昌寺 住職 沼田正順
小江戸川越七福神めぐりwebサイト「ごあいさつ」より
川越駅から歩くと住宅街の中にいきなり寺が現れます。第一番「妙善寺」
私はスタンプが目的で信心のカケラもありませんが、信心深い方もいるようです。
川越は昔からさつまいもが名産です。。お地蔵さんも さつまいもを抱えています。
七福神めぐりの寺はわかりにくい場所にあるものが多い。これも住宅街に突然出てきます。
第二番「天然寺」。七福神スタンプでいうと寿老人になっています。
昔見た「天空戦記シュラト」で仏像飛ばすシーンをふと思い出した……。あのアニメ演出ぶっ飛びすぎだろ。
ダニエルさん、こんなところで寄り道ですかぁ~…あの番組台本があったのか!
仙波東照宮の拝殿です。朱塗りの建物が厳かな雰囲気を出しています。日光に比べると超ミニサイズだけど。
日光もそうですが東照宮は徳川家康を祭っています。ちなみに仙波東照宮遺体を運ぶときここに4日間逗留したので建てました…って家康の威光ってすげぇな。
多宝塔まで擁する一大寺院です。天海僧正が住職になってから大いに栄えました。
建物のほとんどが重要文化財です。この建物も江戸城から移築されたものです。
まぁ拝観は有料なのですが見てきました。徳川家光が産まれた部屋とか春日局の部屋が見られます。
そして五百羅漢。日本三大羅漢の1つで538体の石仏があるそうです。
一つ一つ表情やポーズが違います。深夜、羅漢の頭を撫でると1つだけ温かいものが必ずあるという。
それは亡くなった親の顔に似ているらしいが……もし温かい石仏がこれだったら嫌だろ!?まさに将来のおまいら。
五百羅漢の見学は有料なのですが、それを無料で見ようと柵に張り付くさもしい観光客たち。滑稽です。
第四番 成田山。成田山と言えば年末年始にCMを打ちまくる新勝寺の方が有名ですが、あのお寺は実は本家。
寺の外観ばかり写しても面白くともなんともないので、だんだん適当になってきました。第六番 見立寺。
見立寺にあった"旅立ちの法然さま"像。ずいぶんイケメンである。