戦いの終わり(試験直前)

2004-08-21 (土)
- 或る日常の風景/学級日誌

この文章は旧コンテンツSnapDiaryに載せようと思って下書きをしたものの、試験結果が不合格だったためボツにした原稿です。

反省の意味を込めて全文をそのまま載せます。読んでみるとその時は絶好の手応えだったことが判りますw

この日をもって、ひとまず1年間に渡る私の長き戦いは終わった。 勝利の女神が微笑んでくれなければ来年の自分のため、あるいはこれから東京都の教員を目指そうと思う方々のために、この記録を残そうと思う。 もし東京都の教員の方々が読んでくれていたら、昔を懐かしんで下さい。

朝5時、起床。 1次試験の合格発表があってから12日後。 あっという間に来た2次試験。

場所:都立晴海総合高校、時間:8時30分(時間厳守) 都内在住でない私にとっては容赦ない早い集合時間。 あくまで噂なのだが[集合時間は氏名の50音順らしい]。

とにかく眠い。 それもそのはず。 アテネオリンピックの柔道、鈴木選手と塚田選手の優勝シーンをテレビ前で一人歓喜していたのが午前0時。なんとか1時30分にはベッドに入ったが、バンジージャンプの再来か今日のことが気になって全く寝付けません。 自分という人間はつくづくプレッシャーに弱い人間らしい。

晴海総合高校には8時10分頃到着。 試験会場である晴海総合高校は最近建てられたのか、あまりの近未来的な設備に驚きました。 例えれば[C's wareのゲームに出てくる校舎]といったところでしょうか。(休日だったので女子高生の制服も近未来的なデザインかどうかは不明)

1階の入り口に受験生の待機教室への案内が書かれていたので自分の受験番号を捜します。 どうやら受験種別ごとに分けているわけではないようです(現に自分の隣の席のヤツは中学・技術志望だった)。 待機教室に入る…………………と、この蒸し暑さはいったいなんなんだ!

冷房が全然効いていません。

こんな蒸し暑い灼熱地獄の中で面接まで待機していろというのか。 1次試験のときは冷房が効いていたのに………(´・ω・`) 一人でぶつぶつ文句を言っていたら8時30分になって冷房が効いてきました。 どうやら[ギリギリまで光熱費を節約する作戦]のようです。

8時30分。 さすがは2次試験と言うべきか。1次試験とは違いかなりの出席率。 空席は数えるほどしかありません。 受験生は全員静かに席に着き、誰一人話をしない異様な沈黙の中、運命の時間が来るのを待ちます。 時計が進むのが異様に早く感じます。 5分………10分………この異様な息苦しさ。

15分………20分………う~む

8時30分時間厳守って言うから、アホみたいな時間に起きて来たのに、[試験官が誰も来やしねぇよ(-_-メ)] しょっぱなから放置プレイの様相。

ちょっと時間をもてあましぎみだったので、作成した授業計画案をもう一度見直して、どんなことを話そうかなどと考えます。 自分の隣に座っている、むさい香具師は自分のノートを広げて書いてある内容のチェックをしています。 何書いてあるんだろう。と、そいつのノートを見てこれは驚いた。 なんと面接問答集。 別に面接問答集なんて面接対策には取り立てて珍しいものではないと思われるかもしれない。 自分が驚いたのは、その面接問答集が

[全て話し言葉で書かれている。]

例えば、 「Q;あなたはその外部の活動で何を学びましたか?」 「A:はい、言葉の大切さを学びました。言葉は………」

万事この調子。 それが数10ページに渡って、ずらずらと書いてある。

まさかコイツ。 その文章を一言一句全て暗記してるのか?

それはそれで[労力の無駄]凄まじい努力だと思うのだが……。 志望校種は……中学校・技術か。 コイツが受かったら変人教員の一丁上がりだな。

9時。 ようやく試験官(正確には誘導係)が入室。2次試験の説明が始まりました。 しかし毎年こんな感じなのか、説明してくれた人が特殊なのかわかりませんが、妙にほんわかムード。1次試験の時と比べてピリピリ感がありません。

東京都の2次試験は大きく分けて2種類。 個人面接(1人15分)と集団活動(80分)。 自分がいた待機教室のグループは、個人面接→集団活動の順番でした(もう1つの待機教室は集団活動が先だった)。

試験は9時30分から開始。 席に座っている前の人から順番に誘導係に呼び出され、面接官(校長らしいという噂)がいる教室に向かいます。 11時に個人面接が全員終わり、10分間説明を受けてから11時10分から集団活動。終了次第解散という流れ。 誘導係の代表(さっきから説明している人)も時間通りに試験を進めたいということを強調していました。 ところがもうすぐ試験開始という段階になって、教室の一角に誘導係がワラワラを集まりだし、何やら話し合いを始めた模様。 苦笑いをしながら誘導係代表が、「我々も今、集まったばかりでして……どういう順番で皆さんを誘導するか決めている最中でして……」 その後も面接票のコピーを何枚予め回収するのか、そもそも面接票は何枚コピーを持ってくるべきだったのか間違えていたり、すったもんだしているうちに9時35分。

あれだけ時間通りに進めたいと念を押していたそばから、段取りの悪さで早くも約10分遅れ。

いいぞ、この段取りの悪さ。ビバ!東京都教育委員会。

(個人面接編に続く)

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