恒例の弊社野球部が毎年参加している野球大会。先週勝ってしまった(→「遅刻出来ない日」参照)ので、今週も朝4時30分起床。
先週は結局、参加者が11人で2名分遅刻の余裕がありましたが、今回は最大で10名。遅刻すれば先週以上に"遅刻伝説"が誕生してしまいます。 ……なんで毎回試合成立ギリギリの人数なんでしょう(;・∀・)
前回は片道2時間30分かけて会場である大宮まで出かけたものの、出場機会が全くなくヽ(`Д´)ノモウコネエヨ!!と思ったものの、今週もこんな有様なのでやむなく参加。 とは言うものの実は今回も参加しようと思ったのには、もう一つ理由がありました。なんと2回戦の対戦相手は、
ア○キー。
パソコンちょっとかじったことある人なら誰もが知っているあの超有名企業か?もしそうだとするなら、そんな超有名企業の野球部とはいったいどんなものなのか見てみたいという気持ちもありました。
電車とタクシーを乗り継いで試合開始1時間前に大宮のグラウンドに到着したときには、他のメンバーは珍しいことに既に全員揃っていました。 我がチームはダラダラとユニフォームに着替え、ウォーミングアップにキャッチボールとトスバッティング。
試合直前になると気合いも乗ってくるのですが、始めはこんな怠惰な雰囲気。いつも通り。
こちらはウォーミングアップが一通り終了してベンチでまったりするも、相手チームは未だ一人も現れず。ひょっとしたら不戦勝?(←勝ってしまうと来週も試合があるので不本意なのですが……)そんな淡い期待さえ抱きました。
その時。
向こうの方からユニフォームを着た選手団が2列のランニングでこちらに向かって来るではありませんか。「エイ!オー!エイ!オー!」気合いの乗ったこんな掛け声付きで。 もしかしてあれがア○キーですかねぇ………。
エエエエェェーーーーーーッ!!!
慌てて顔を見合わせました。ひょっとしたらとんでもないチームとこれから戦おうとしているのではないだろうか。
「いやいや。あれは向こう側のグラウンドのチームですよ」と誰かが言うと、「だよねぇ………」どことなくホッとした安堵の空気が漂いました。
結局、相手チームは確認できず。もしかしたらマイクロバス数台が停まって、大選手団が降りて来るんじゃないか?そんな憶測すら飛び始めた頃、相手チームが一人、二人とボチボチ集まってきました。
……有名大手企業のア○キー様ですよね?
試合開始時間前には両チームとも試合が出来る人数が集まり、定刻通りに試合開始。自分は前回出場機会がなかったことから、8番ライトでスターティングメンバーとして出させてもらいました。
試合が始まってみると、これが有名大手企業の野球チームなのか。と思わせるほどの実力差。初回からパカパカ打たれるわ、打たれるわ。一挙に4点(←例によってうろ覚え)を失いました。
1回裏で弊社チームは攻撃のチャンスを伺うものも、先頭打者のN地がいきなりヒットを打って塁に出たまではよかった。その後は2人目の打者でダブルプレー(※1)をかましてしまい結局3人で終わり。休む間もなく交代。
(※1)ダブルプレー……凡打を打ってしまい2塁をアウトにされた挙げ句、1塁もアウトにされること。
まぁその後もあまりの一方的な攻撃。相手チームは容赦なく打ちまくるわ、弊社チームは全くヒットが出ないわ。そんな中で回ってきた自分の打席。はっきり言って私は野球が下手です。 というか、あんな小さなボールに細いバットが当たるわけがないと思っている人間なので打てるわけがない。当然、弊社チームの誰一人として期待してくれず……(涙)
1球目は打てそうにないから見逃したら「ストライク」と言われた。そして2球目。とりあえずボールが来たので、思いっきりバットを振ったら……
……当たった。
「あっ」(←私)
「えっ」(←相手チームのキャッチャー)
「おーーーっ」(←相手チームのベンチ)
「エエエェェェーーーーー!!」(←弊社チームのベンチ)
……お前ら、いくらなんでも驚きすぎ(特に弊社チームのベンチ)
バットの芯でボールを捉えたらしく、ボールはみるみる青空へ吸い込まれ……(←嘘)。ピッチャーの横をすり抜けてセンター前へ。
結局これが私の唯一の活躍で、弊社チーム唯一のクリーンヒットとなった。不思議なことに私はチームの中で強打者に位置づけられました(唯一のクリーンヒットがこれだけだったから)。 つまりそれ程、一方的な試合でした。
結局5回でコールド負け。点数は17対1。近年まれに見るボロ負け。
こうして弊社チームの秋は終わりました。ついでに私の秋も終わりました(退職するから)。ま、最後に活躍できて良かったんじゃないでしょうか。終わりよければ全てよしってね。
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