以下、戯れ言。
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『大晦日まで読売新聞だったのに元旦からいつのまにか朝日新聞に変わっていた』
な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった…
催眠術だとかマジックだとか
そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…
(元ネタ)
親戚に頼まれて今年1年間だけ朝日新聞を取ることになってから、早いもので11ヶ月目。
小学生の頃から筋金入りの右寄り思想の自分にとって、朝日の記事は読むに耐え難い(※1)ものが多い。
(※1)読むに耐え難い……毎日、毎日さり気なく読まされる「在日朝○人を大切に」キャンペーン記事には閉口せざるをえない。
けれども11ヶ月という月日は恐ろしい。気がつけば当初と比べて記事の内容に違和感を感じなくなってきている。
ところで朝日新聞と言えば、知っている人は知っている左寄り思想の記事を多く掲載することで有名。
昔からネット上で喧伝されてきている「朝日は酷い」事例として2002年1月6日のコラム「天声人語」が挙げられる。
年末から年始にかけて、風邪をひいてしまった。 年賀状にも手がつけられない、さえない毎日である。 いや風邪と断定していいかどうか。 これには「不審船と断定」と同じような問題がある。
(以下省略)
朝日新聞「天声人語」-2002年1月6日
インターネットではこの記事を「風邪とは断定できないように、沈没したのが不審船(=北朝鮮の工作船)とは断定できない」と、
朝日新聞がいかに北朝鮮を擁護しているかを示すものだとして取り上げられている。
というか、そもそも風邪の話から一気に不審船の話題に飛躍するキチ○イっぷりが素晴らしい。
そんなわけで、これまで内容を疑いもせず「やっぱアカヒ(※2)ってすげーわ」と長年にわたり情報を鵜呑みにしていた訳。
(※2)アカヒ……朝日新聞を揶揄する言葉。アカ→赤(=共産主義者)と朝日をかけている
Wikipediaにも、
ペットボトル飲料から核兵器の恐怖を連想したり(2002年7月19日)、明らかに風邪と思われる症状が多数出ていても風邪と断定できないように、 沈没したのは「不審船」と断定はできない(2002年1月6日)とするなどのアクロバティックな論調や引用の多さについて、 一部ネット上では度々批判的検証の対象となり、タミーの愛称で親しまれた。
小池民男-Wikipedia
とある。
ところが。
ブログのネタに引用するつもりでこの天声人語について調べていて驚いた。
年末から年始にかけて、風邪をひいてしまった。 年賀状にも手がつけられない、さえない毎日である。 いや風邪と断定していいかどうか。 これには「不審船と断定」と同じような問題がある。
そもそもが風邪のようなものの集まりでしかない。 鼻水が出たりくしゃみが出たり、寒気がしたり熱が出たりいろいろで、 しかし、ほかの病気でないとされると風邪だろう、となる。 「某国船と断定」ならわかるが「不審船と断定」がちょっと変なように、風邪も断定は難しい。
とはいえ、風邪(のようなもの)については経験豊富だから、つきあい方は知っているつもりだ。 たいていは次の三つのうちのどれかで早めにお引き取りを願ってきた。
(1)丁重にお迎えする。できるだけ相手(風邪)を刺激しないように、静かに横になって退去を待つ。 (2)闘う。医者か薬局で薬を手に入れ、症状を抑え込む。 (3)気がつかないふりをする。「例によって一杯いきますか」などと独りごちながら、酒場に駆け込む。杯を重ねるうちに病気だか何だかわからなくなる。
症状と都合で使い分けるが、今回は、まず悪寒に襲われたから(1)にしてみた。ただし一晩だけ。 それがだめで(2)に移行した。(3)は、時機を失した。 いまさら風邪を無視するのも白々しいし、たぶん、体力も許さない。
この病名は「竹取物語」や「源氏物語」にも出てくる。 昔から「風邪は百病の長」「風邪は万病の元」との言い伝えもある。 長いつきあいで、いまでも最も身近な病気だろう。しかし、いまもってなぞが多い。侮れない病である。
朝日新聞「天声人語」-2002年1月6日
「風邪」の話に突然「不審船」を割り込ませる意味不明なところはあるものの、全文を読んでみると「風邪とは断定できないように、
沈没したのが不審船とは断定できない」とは書かれていない。
あくまでも不審船-言葉通りに解釈するなら"よく判らない怪しい船"-に対して「断定」という表現はおかしい、と言っているに過ぎない。
「断定」するには、何者か正体が明らかになっていないといけないからだ。不審船=北朝鮮の工作船 という暗黙の表現を知っていないと意味が通らない。
と、こんな風に考えるのは洗脳完了が間近だからか。
年明けあたりに「外国人に参政権を与えるべき!!」「日帝は謝罪と賠償を(ry 」とあちこちに吹聴していないことを願うのみ。
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