春分、秋分の日が近づくと彼岸-お墓参りの季節になります。
すると当然のように我が家で墓掃除という労役が課せられます。
墓掃除なんて1年のうちで片手で数えられるほどしかないのですから、文句言うなとお叱りを受けそうですが。
……春の墓掃除だけは本気で勘弁して頂きたい。
彼岸と労役
それは花粉症であるからに他ならない。
毎年山林からエクトプラズムのように吐き出される写真や映像を見るだけで、くしゃみ・鼻水が止まらないのに
この時期に長時間外に出ろというは、宇宙服なしで船外活動を行うのに等しい。
……つまり自殺行為。
国民の実に3割近くが抱えている国民病ですが、この苦しみは患者でない人間には全く理解されない代物のようです。自分の親とかね。
この時期になると親との関係が悪化する。外での労役に対して私が難色を示すからだ。
墓掃除はしょうがない。今年も涙を飲んで引き受けた。
やはりこういうのは形式が大事。「墓掃除に行った」という事実が重要なわけで「きれいに掃除したか」は問題ではないのです。
通常は1時間以上かかる工程を省略して30分で終わらせようと心に決めた。
……と思ったら、親から洗剤を渡され「これで墓石を磨いてこい」とか言われた。ふざけるな。
弟と寺の墓地に行くと、さすがに時機を逸したか。周囲の墓は既に綺麗に花が飾られていた。
幸いにも雑草はほとんど生えてなく、落ち葉も2,3日前の暴風雨でどこへともなく吹き飛ばされたらしい。らっきー。
30分ほど墓掃除をして、線香と花(←造花だけど)を手向けお参り終了。
というかこうしている間も、くしゃみが止まらぬ。
ちなみに親から渡された洗剤がコレ。
こんな商品が売っているのかと驚くと同時に、これをニッチ商品と言うのだろうと感心した。
単純に「洗剤」という商品では、大手がひしめく市場には割り込めないし勝ち目もない。
そこで墓石に特化してアピールすることで市場は小さいながらも確実にニーズは存在する。ウチのように。
どこまで墓石専用かと眉唾に思っていましたが、おかげでかなりピカピカになった。それなりに効果はあるようです。
ちなみに帰宅したら親から庭の草むしりの労役が課されたのだが、これは逃げた。
するとこれが親の機嫌を損ねたらしく、今日は夕食がなかった。
\(^o^)/なんてこったい
対岸の年金
墓掃除から帰ると郵便物が届いていた。今、巷でホットな
ねんきん特別便
ニュースで散々取り上げられ社会保険庁の対応がマスコミに散々叩かれていますが、正直どこか対岸の火事……ならぬ対岸の年金と思っていました。
それがまさがウチに来るとはw
ちなみに自分のではありません。親のそれです。
親に見させて貰いましたが、一覧にずらずらと加入記録が羅列されていて「これで間違いありませんか?」と言われてもわからんだろう……常考。
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