今の物件に住み始めて半年。
「我慢ならん!引っ越しだ!!」富士山噴火級の不満はないものの、今のところの最大の不満はガス料金。
物件を決めるときガス料金の認識はほとんどなかった。
(都市ガスじゃないのか……)
考えてもこの程度。
実家もずっとプロパンガスを使っていたため抵抗がなかったからかもしれない。
そのため不動産会社から「冬は室内での石油ストーブ禁止」など言われても簡単に了承してしまった。
ガスを開通しないとお湯が出ないため、入居早々ガス屋に連絡。
不思議なことはガス屋が来たときから始まった。
ガスを開通させるために保証金が必要と言われた。
その金額1万円。
激しく納得がいかなかったが退去時に返金すると言われたこともあり、やむを得なく支払った。
そのうちガス使っているうちに請求書が届くようになった(当たり前だが)。
明細を見て驚いた。
fig.明細のようで明細じゃない
明細が何一つ書かれていないではないか。
"基本料金"とか、"1㎡あたりの単価"とか……。
「今月は1.3㎡ガスを使ったので料金は2,433円です」
今日び、こんな理不尽な明細書が存在するのだろうか。いや事実存在しているのである。
ガス屋の公式サイトに料金表ぐらい書いてあるだろうと考えネットで探してみた。
そしてガス屋のホームページは確かに存在した。
が、料金表などどこにも掲載されていない。そして「よくある質問」にも料金に関する質問は一切掲載されていないのだ。
料金に関する質問がないわけないだろう。むしろ一番よくあるのではなかろうか。
都市ガス(東京ガス)のサイトには懇切丁寧に料金表が掲載されているというのに。
腹が立ったので過去6ヶ月分の請求書を元に算出してみた。
fig.使用量と料金をグラフにしてみる
このグラフから使用量が0.0㎡のときの料金が基本料金、1㎡あたりの料金もグラフから計算できそうだ。
で、実際に求めてみると……。
基本料金 1,720円、1㎡あたり460円(※1)
……という、驚くべき ぼったくり価格!
競合相手がいないのを良いことに、ヤクザまがいの商売なのである。
今になって思えば不動産屋が言っていた「冬場の石油ストーブ禁止」も、できるだけガスを使わせようというガス屋の陰謀か。
こうなったら身を守る方法はただ一つ。
余計なガスは0.1㎡たりとも使わない。無駄な料金はビタ一文渡さない。
これしかない。
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