退職して10日あまり。
退職するときに「後日郵送します」と言われていた源泉徴収票と離職票が自宅に送られてきたので、国民年金と国民健康保険の切り替えに行ってきた。
ちなみに郵送されてきた離職票とは、
上のやつが離職票Ⅰと言われるもの。で、下のやつが離職票Ⅱと言われるものです。
この離職票Ⅰと離職票Ⅱがセットになって「離職票」と言われています。なんのことやら私にはサッパリですが。しかし国民健康保険に加入するためにはこの離職票が必須となります。 これから退職を考えている方は是非会社に請求しておきましょう(大抵言わなくてもくれるらしいですが)
離職票Ⅱの右側を見ると退職理由が書かれています。私の場合は「一身上の都合による退職」のところにチェックが入って下の欄にも書かれていますが、 よくよく考えれば「4(1)1.労働条件に係る重大な問題(賃金低下、賃金遅配、過度な時間外労働、採用条件との相違等)があったと労働者が判断したため」に該当するのではあるまいかと小一時間。
- 賃金低下
- 入社4年目に強制的に給料が10%カットになった。
- 過度な時間外労働
- 言うに及ばず。ホワイトカラーエグゼンプションの導入に断固反対。
- 採用条件との相違
- 入社前は3年目から年俸制という話だったが実際は2年目からだった。しかもその事実は入社2年前にすでに決定したらしいという噂。
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それから源泉徴収票がコレ。
新しい会社に転職した時や、転職しないときでも年末の恒例行事”年末調整”を行うためには必須となるもの。これもこれから退職を考えている方は是非請求しておきましょう(←しつこい)
一緒に同封されていたのがハローワークのパンフレット。これを見れば失業給付金がいくら貰えるのかとかハローワークの全てが判ります。一家に一冊。
厚生年金から国民年金へ、社会保険から国民健康保険への手続きは住んでいる地域の市役所か町役場でやってくれます。ウチの会社の場合は労使折半(※1)とするには体力がないので厚生年金や社会保険には入れないのです。
(※1)労使折半………会社側と労働者側がそれぞれ半分ずつ負担すること。
しかし規模の大きい市役所ならまだしも自分の場合は町役場。しかも親戚が町役場に勤めているという有様。 手続きに行って親戚にバッタリ会った日には退職したことがバレてしまうので正直あまり行きたくはなかったのですがしょうがありません。これも試練なのでしょう。 こういうとき辺境は困ります。
手続きに必要なものはだいたい市役所や町役場のWebサイトに書いてあるので一度調べてみることをお薦めします。ウチの町の場合は
◇国民健康保険に入る場合
勤め先の健康保険を抜けたとき
持参品・・印鑑、勤め先からの資格喪失証明書又は離職証明、国民健康保険加入世帯の方はその世帯の保険証、年金の受給権のある方は裁定通知書
住んでいる町のwebサイトより
とあったので印鑑と離職票を持っていざ出陣!(国民年金については特に書いてありませんでしたが、年金手帳持っていけば十分でしょう)
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町役場にて町民課の窓口に行き、退職したので国民年金と国民健康保険に入りたい旨を伝えると届け出変更通知書みたいな1枚の用紙を渡されました。
で、その紙に現住所と自分の名前、世帯主の名前を書いて、2,3ヵ所にマル付けて認め印を押してあっさり終了。所要時間10分程度。 ずいぶん煩雑な手続きを想定して気合いを入れて行ったものの、あまりにあっさり終わったのでちょっと拍子抜け。 用紙に記入している間に離職票のコピーと年金手帳の番号の控えを係の人にやってもらい、用紙自体はその場で返されました。
これで手続きは終了(全然実感が湧きませんが……)。国民健康保険証は1週間以内に郵送してくれるらしいです。国民健康保険料は2ヶ月に1回、国民年金は毎月請求が来ます。
ちなみに国民年金は本人宛に請求が来るらしいのですが、国民健康保険料は世帯主宛に請求が来るようです(係の人談) なので親に内緒で退職した人は速攻で銀行口座振替の手続きをしましょう。そうしないと我が家のように親と冷戦状態になる可能性がありますw (国民健康保険証は世帯主宛に届くのでこれは避けようがありません)
以上参考になれば幸いです。
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