忘年会とその後の不思議な現象

2006-12-19 (火)
- 業務報告

どういう理由かわかりませんが、ishiiのご家族の忘年会に参加させてもらえることになりました。

ishiiのご家族とお会いするのは隅田川川上りツアー(花見)以来2年振り。

かつてその隅田川川上りツアーにご一緒させてもらったときは鬱病から回復したての頃で、知らない人と会うことには強い抵抗を感じていた状態。

「それでも人と接することで少しでも積極的な自分になれれば……」

と、くじける心に鞭を打ってある意味、無理に参加した2年前。それが今では話があったときに「はい!ハイ!行きまーす!!」と何のためらいもなく光の速さで即答できるぐらいまでに。 ずいぶん成長したものです。

で、会場がホテル日航東京内のレストラン地中海料理「オーシャン ダイニング

なんだか高級なところなんですが……(^^;)

果たして部外者の私なぞが参加して良かったのか…。不安になってきた。

ishiiとは台場駅に18時30分ということ待ち合わせたのですが、時間になっても来やしない。電話しまくるもこれまた不通。いったいどうなっているんだ。

彼を待っている間、目の前にそびえ立つビルが美しかったので1枚撮影。

ブジテレビ本社ビル fig.芸能人が集結している…はず

考えてみれば人様のビルを写真に撮ってどうするんだ。まぁウチもゆくゆくはこんなビルに入りますよってことで。

時間から10分ほど遅れてishii登場。「あ、待った?先に(会場に)行っていればよかったのに」と彼は言うが、正直言ってishiiのご家族に会ったときに 素早く認識して挨拶できる自信がなかった(※1)

(※1)自信がなかった……有り体に言えば顔がうろ覚えってこと。

その証拠にエスカレータに乗って会場に向かう際にishiiの親父さんを彼が真っ先に発見したのだが、彼が言ってくれなかったら華麗にスルーしてしまうところだった。

先に会場に入るとさっそくボーイがやってきた。私が荷物を預けるのに手間取っている間にishiiがボーイからメニューについての質問を受けていた。

ボーイ「……この中からお好みのお魚を選んで頂いて、3種類の調理法グリル、アクアパッツァ、ブイヤベースからお好きな……」

ishii「アクアパッツァってなんですか~?」

彼があまりにもあっけらかんとして尋ねるのでボーイ軽く失笑気味(※2)

(※2)軽く失笑気味……たぶんしてないと思います。お店の名誉のために申し添えておきます。

……いや、実は自分も知らないんですがね。

一足先に店内を見渡して、若いカップルがほとんどいないことに気付いた。客層は裕福そうなご家族連れが大半。 さすがは高級レストランだと改めて思った。

社長とはある意味ブッとんでいないとできない職業だと思う。ishiiが社長ならばishiiの親父さんも別会社の社長。 これまたishiiもかなりブッ飛んだヤツだとは思うが、ishiiの親父さんを見ているとやはりこの人の血を引いているんだなと思う。

その面白い親父さんに「ビール飲むでしょう?」と勧められ「……いや……私は最寄り駅から車で……」と断りかけると

「またまた~。嘘でしょう?

今まで酒の席でお酒を断ったときに「嘘でしょう」と切り返してきた人はあなたが初めてです。またその場の勢いで

「はいっ!!嘘です」などと言ってしまった自分も同類か。 家を出るときに「もしかしたら(最寄りの駅まで)迎えに来てもらうかも」と手を打っておいて良かった。

ishiiのご両親、妹さん、ずんこさん(ishiiの嫁)達と楽しい一時を過ごすことが出来た。 そう言えば久しぶりに会ったずんこさんに「痩せた!?」と驚かれた。 その時は「お宅の旦那にコキ使われているからです……・゚・(ノД`)・゚・」と返しておいたけど実際の所どうなのでしょう。痩せたのかな。

再び話はishiiの親父さん。自分は相当の下戸にもかかわらず、大層な勧め上手で「もっと飲むでしょ?」と勧められ、また柄にもなく頂きますと 普段からは考えられないペースで飲んでしまったため(それでもビールをグラスで2杯程度)、かなり酔ってしまった。

楽しい一時を過ごさせてもらった上にお土産まで頂いて、感謝してもしきれません。ただ「こいつ(※3)を支えてよろしく頼む」と言われたのが妙なプレッシャーとなりましたが。

(※3)こいつ……ishiiのこと。

料理は量も多く、美味しかったので費用対効果はかなり高いかと。

…………………………………。

忘年会は無事終了。したたか酔ったぼんやりした頭の中でこれから帰るまでの2時間の道のりを考えるとうんざりしていた。 新宿駅で幸運にも座席を確保できた自分はかなり酔いが回っていたものの、寝てしまえばあとは降りる駅だと携帯のアラームをセットして眠りについた。

こんなことは初めてだった。

途中で息苦しさを感じて目が覚めた。

目を瞑った状態で鼻から呼吸をするものの、どうも息苦しい。いくら酸素を吸っても足りない。 口を開けて口から空気を取り込むものの、それでも息苦しさを解消できなかった。

そして妙に暑さを感じてきた。そうか息苦しいのはマフラー首に巻いたままだからだったのかと、手探りでマフラーを外すがそれでも暑さと息苦しさは解消できなかった。

息苦しさはますます酷くなり、気分が悪くなってきた。認めたくはないが、これはひょっとして吐き気ではないかと思った。 突如、汗が滝のように吹き出した。はっきりと汗が顔を伝い、ダラダラと流れるのがわかった。

手でぬぐっても汗は止まることを知らない。シャツが汗でびっしょり濡れているのがわかった。 ひょっとしてこれは脂汗じゃないか。初めてそのことに気付いた。そしてわずかに胃からこみ上げてくるものがあった。

(気持ち悪い………)

目を瞑ったままそのことを認識した瞬間、どうにもならなくなった。電車はまだ降車駅の半分も来ていない。このままこの気持ち悪さを我慢できるとは思えなかった。 電車の中でマーライオンをしてしまうわけにはいかなかった。しかしこの状態で降りられるのか。降りようと席を立った瞬間にマーライオンになってしまいそうだった。

しかし………待つも地獄、進むも地獄ならばせめて進んだ方が良いに決まっている。

(あー………もうだめだ。降りよう)

汗は相変わらず滝のように流れていた。しかし降りるしかない。そう決心して電車が駅に着いたところを見計らって降りるために初めて目蓋を開いた。

が、そこは暗闇だった

前に立っている乗客のコートらしきものが動いているのは認識できるのだが、その程度。暗闇の中で何かコートらしきものが動いている……その程度だった。 目が見えなくなっていた。

こんな重大事にもかかわらずぼんやりした頭の中で考えていたことは、

(あー、見えねぇな。これじゃぁ降りられないじゃん)

この程度だった。目が見えない状態では降りることもできない。結局、降りることを諦め再び目を瞑った。 後はこの吐き気がなくなるのをただ祈るように待つだけ。

幸運なことに暫くすると気持ち悪さがすーっとなくなっていくのを感じた。それと同時に視力も回復した。マーライオンになることなく無事にたどり着けたが、いったいあの暗闇はなんだったのだろうと今でも不思議に思う。

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