「ハンター生活を初めて3日目。やはり獣を狩らなければハンターとは言えないのじゃ」
ハンター生活の大部分はキノコ狩りや釣りなどの地道な採取活動なのでしょうが、やはり獣を狩ってこそモンスターハンター。
キノコや魚を採っていた【密林】には、獣がその辺りを跳梁跋扈しています。キノコ狩りや魚釣りに耽っている間に獣に襲われてこともしばしば。 殺るか殺られるか。ハンター生活はそんな一歩も気が抜けない殺伐とした世界なのです。
というかモンスターを狩るために、コントローラのRボタンを押しながら左ジョイスティックを倒して走りながら十字キーで周囲を見回しながら、回り込んで右ジョイスティックを動かして斬ったり。 命が尽きかけているときにはRボタン+左ジョイスティックで敵から逃げまどいながら、Lボタンを押しながら□と○ボタンで回復薬を選択して……。
などという操作が常に求められます。
……とても無理ぽ。
だがこの写真のモンスター(←名前はあるだろうけど知らない)は大丈夫。調べたところによると、こいつはおとなしい草食動物(?)らしい。
「………背後から一気に切り込んで屠ってやろうぞ」
モンスターが反撃してこないことを良いことに弱いものいじめです。
草いきれの匂いが立ち込める鬱蒼と生い茂る森にこだまする音は水のせせらぎと獣の鳴き声。そして獣が歩く度に踏みつけられる草の音のみ。
気付かれないように息を殺してゆっくり、ゆっくりとモンスターに近づき……。そろりと剣を抜く。そして背後から一気に襲いかかる。
激しく飛び散る血しぶき。静寂の密林にこだまする獣の断末魔の咆吼。
……というか斬りつけるたびに、大量の血しぶきが飛び散るんですが(写真には写っていないけど)。これ結構グロいかも……。
だがモンスターに情けをかけている暇はない。ひたすら斬る!斬るっ!!
ずずーん。
とどめを刺したら小刀でモンスターを解体(?)します。はぎ取り御免。
と、まぁこのような感じでモンスターをひたすら狩るわけです。 血しぶきが上がったり、モンスターの断末魔の叫びや、モンスターがのたうち回ったりとかなりグロいのですが……この爽快感。たまりません。 農耕民族日本人に、太古の昔にDNAに刷り込まれた狩猟の血が現代に再び蘇ったというところでしょうか(←言い過ぎ)
「邪悪な末裔どもめ…。このわらわが相手じゃ。片っ端から切り伏せてくれようぞ」
(つづく)
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