今回長崎の旅は訪れた時期が時期ということもありましたが、色々考えさせられた旅でもありました。
旅の行程をダラダラ書いてもアレなので、今回はテーマ別"思考する長崎の旅"。
最初に思考したテーマは「地方テーマパーク」
真面目にお勉強してるでしょう!?
飛行は順調。長崎空港に到着。
長崎のテーマパークと言えば……ハウステンボス
地方にテーマパークと言えば数あれど、ハウステンボスほど知名度の高いテーマパークもないと思う。
昔から名前はよく知っていたが、訪れるまではどんな"テーマ"なのか全く知らなかった。
弟に「ハウステンボスって結局なんなの?」と聞いてしまう始末。
下調べをしないこと甚だしい。
そして弟の返答も「さぁ……オランダがテーマなんじゃない?」
結果的には合っているのだが、何とも自信なさげ。
ハウステンボスは弟の言うとおり、オランダを中心としたヨーロッパの街並みを再現したテーマパークと言った方がしっくりくるだろうか。
長崎空港から大村湾沿いに運転していると、緑豊かな田舎日本の原風景の中に突然巨大なレンガ造りの建物群が出現するので驚いてしまい、
思わず「あっあれか~?」などと素っ頓狂な声を上げてしまった。
ちなみにハウステンボスの名前を知ってからハウスとはHouseと書くのだとずっと思っていたら違っていて、Huisと書くのが正しいらしい。 オランダ語か?
いざオランダへ!…ハウステンボスに入国
いよいよハウステンボスへ入国(*)です。
(*)入場・退場ではなく、ハウステンボスでは"入国"、"出国"と表現している。この辺りのこだわりが大切か。
ハウステンボスから直結で行けるWINS(場外馬券売り場)ですら、ヨーロッパ風な建物になっている。
このようにオランダを中心としたヨーロッパの街並みが見事に再現されています。
そしてたまたまかもしれないが客が少ないのが良い。
某どこかのネズミの国みたいにゴミゴミしていて殺伐としていない。ゆったりと回れて最高です。
……クソ暑いことを除けば
オランダの街並みとは言っても、ここは長崎県。気候までオランダではないのです。残念ながら。
歩くと汗がたちまち吹き出てしまう。ムシムシしている。きっと春か秋あたりに行けば最高なんだろうな……。
だから客が少ないのか!
ハウステンボスは能動的に行動しないと面白くない
ハウステンボスではどう過ごすのか。
ただオランダやヨーロッパの街並みを散策して雰囲気を味わうのも良いのですが、それだけだと正直30分と持たない。
最初は正直どう過ごしてよいのかわからず戸惑った。
あれをしろ、これをやれとはハウステンボスは教えてくれない。
自分から探して能動的に動かないとその魅力はわからないかもしれない。
■カナルクルーザー
運河をぐるっと一周、船でクルージングできます。
2回乗った(*)のだが、1回目は船の後方デッキに座って風を感じていた。
クルーザーは無言で淡々と運河を進む。
「なんだよ観光用のクルーザーのクセして案内もナシかよ」と塩対応に不満を感じたが、何のことはない。
2回目に船内にいると案内の放送がガンガンかかっていた。単純に放送が外のデッキまで聞こえなかっただけだった。
(*)2回で運河を1周します。風景を楽しむというより、歩くのに疲れ最後はただの交通手段と化した。
■ドムトールン
高さ105m。佐世保市内で最も高い建物。
展望台からハウステンボスの景色を一望できる。
実はドムトールンはエレベータの扉が開いたら小さい展望室があって終わりというだけの場所だった……。実質写真の景色を見て終了!時間的には10分ぐらいしかいなかった(風景眺めるとやることがない)。
しかしエアコンが効いていて涼しいのは救いだった。
■セグウェイ
オランダの街並みを再現したハウステンボス内を歩いていたら、電動の立ち乗り二輪車でスイスイ移動するファミリーを発見し、 弟と目を見合わせた。
「あれセグウェイじゃね?」「ハウステンボスでセグウェイ乗れるんか!」
暑さも忘れて一気にテンションが上がる我々。
お値段4,000円(50分間)と若干値は張るものの、またとないチャンス。是非乗りたい。
兄弟でたちまち意気投合。
が、残念ながら時間が遅すぎた。
申し込み時間はすでに終わってしまっていてセグウェイには乗れず……。
つづく。
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