気分転換に訪れた東京競馬場。果たして馬券の成績は……。
競馬を始めたばかりの時は、馬券の種類は単勝、複勝、馬連、枠連ぐらいしかなかったものの、 それが現在ではこれらに加えて馬単、ワイド、３連複、３連単が加わり、ますます混迷の色はますます深くなっています。 （馬券の種類）
そして競馬ファンにはお馴染みですが、これら複雑怪奇な馬券を購入するために記入するマークシートがコレ。
fig.基本投票カード（表）
fig.基本投票カード（裏）
そしてフォーメーションとボックスの投票カード（それぞれ表と裏）がコレ。
fig.フォーメーション用投票カード
fig.ボックス用投票カード
最後は連単ながしと連複ながしの投票カード（それぞれ表と裏）。
fig.連単ながし用投票カード
fig.連複ながし用投票カード
記入の方法まではここでは触れませんが……馬券を一度も購入したことがない人が、このマークシートを見て一発でどう記入すれば目的の馬券が買えるか判った人がいたら尊敬します。 例え、いかに機械やコンピュータに疎いオヤジでも前レースと次レースの間（30分程度）に、前レースの反省をし、次レースの予想や分析を行い、このマークシートに光のような速さで予想を記入し、そして馬券を購入するわけです。 さらに同時開催の他競馬場の馬券も買おうものなら、これらの工程を30分以内に２回こなすわけですから、人は見かけによらないというか、 日本人の情報処理能力って凄いなどと感心してしまうわけです。
というか昔とあまりに違うので最初はマークシートの記入方法に戸惑いました(´・ω・`)
fig.ここは勝負の現場
で、Ｓ田氏に「あんたは馬券買うんですか？」（※1）と馬鹿にされたように聞かれましたが、普段は馬券を買わない私でも競馬場に来れば馬券ぐらい買います。
（※1）「あんたは馬券買うんですか？」……私が10年以上競馬を見ているにも関わらず、馬券を買ったことが数える程しかないことから。
競馬の予想は簡単です。過去のレースや調教タイムなどを見て、それぞれの馬の力関係を見抜けばよいだけです。 早速、東京競馬第８レースから参戦です。
「おっ……７番の馬の騎手は福永君か……。この馬が１着か２着に間違いなし……と」
結局、騎手で選ぶんかい！持論"馬の力関係を見抜く"はどうなった。
Ｓ本氏には「……無謀」と呆れられＳ田氏には失笑を買いましたが、もちろんその馬の過去の成績も見ています。 それらを総合して７番の馬が来ると予想したのです。人の予想にケチつけるなああぁぁぁ！！
ほら見てみ。ちゃんと７番の馬が２着に来たやないか。さすが福永君や（←なぜか関西弁）。……と思ったら１着に来た馬を買ってなくて撃沈。
東京競馬第９レース。このレースには福永君は騎乗していないので騎手買いはできません。 ちなみに本命予想か穴馬予想かということになるのですが、"馬の力関係を見抜く"という持論からいけば本命も穴も関係ありません。 来る馬は来る。来ない馬は来ないのです。
「武豊騎手の馬が１番人気か……そしてまた凄い人気だな。この馬を外して買えば（当たれば）高額配当っと。なので、この馬は来ない………と」
１番人気を外して買うだけかい！持論"馬の力関係を見抜く"はどうなった！
……と思ったら武騎手の馬が人気に応えて１着に来てしまい、あえなく全滅。
東京競馬第10レース。このレースには福永君が16番の馬に騎乗しているので、またもその馬を中心に予想。
どうやらこの馬は"買い"らしく（←この辺の理論はよく判らない）、Ｓ本氏も「しょうがねぇな。福永でも買ってやるか」と彼の実力を馬の能力を買ってくれた様子。
そしたらどうだ。やっぱり16番の馬が２着に来たではないか。さすが福永君。……と思ったら、またも１着に来た馬を買っていなかったので３連敗。
fig.第10レース。16番の馬は2着でした。
東京競馬第11レース。本日のメインレース「第57回 毎日王冠」 これまでの負けを取り返すべく（←ダメな典型例）、ここで一気に勝負をかけます。例によって福なga……（以下略） ２度あることは３度ある。今回も活躍してくれるでしょう。 ……でもそれだけでは不安なので（←弱気）、押さえに他の馬の組み合わせもちょくちょく買っておきます。
２度あることは３度ありませんでした。さらに押さえに買った他の馬の組み合わせも２着のダンスインザムードを自信満々に切って買っていなかったので、あえなく撃沈。 なんかミッドウェー海戦で虎の子の空母（資金）を全部沈められたような気分です。
残存勢力（残金）をかき集めて一発逆転をかけるべく（←最悪なパターン）、同時開催の京都競馬第11レース。「第41回 京都大賞典」に賭けます。
まぁ結果は言わずもがな。自信満々に切り捨てたスイープトウショウに強襲され完敗。……ぐはぁ。ガダルカナル島でも敗北を喫し、後は本土決戦を待つのみという状態でしょうか。
最終の東京競馬、京都競馬第12レースはカスリもせず……ここで無条件降伏。蓋を開けてみれば予想は全敗。合計8,500円のマイナス。
フン。所詮、畜生のレースなんて判るわけがねぇよ。やっぱりお金を貯める最善の方法はギャンブルをしないことですかね。 それでも負けたお金が全て北や南朝鮮に流れてしまう朝鮮玉入れ（←パチンコ）や朝鮮絵合わせ（←スロット）やってるより、はるかに健全な遊びでしょう。 やっぱりギャンブルは国営や県営に限ります。
夜はＳ本氏行きつけの鉄板・もんじゃ焼きで食事。鋭気を養います。
メニューの中に「これはビックリ。Ｗコーラフロート」とあったので、そう簡単にビックリするわけないだろ、と注文したら……。
fig.こんなのが来た(´・ω・`)
この量は非常識だろ。常識的に考えて……。
ビックリというよりも絶望したわ。
結局、気合いを入れて飲み始めたものの一人では飲みきれず……Ｓ本氏に（ほとんど）手伝ってもらいました。 しかし最後にはコーラ飲み過ぎて腹を壊してしまい、最後はトイレの住人に。
そんなこんなで良い意味で気分転換にはなりました。馬券もハズレ、トイレの住人になったり傷心に塩を擦り込まれた感はありますが(´；ω；`)ブワッ
ただ20年振りに東京競馬場を訪れて残念なことはありました。確かに建物は改装されてキレイになりました。 またJRAが大々的にキャンペーンをはったことで他の公営ギャンブルと比べ親しみ易くなりました。
しかしレース後のこの汚さを見てしまうと、マナーの悪さは相変わらず。
fig.床一面にゴミだらけ
ゴミはゴミ箱へ。例えハズレ馬券であろうとも。それは基本的なこと。 キャンペーンをはって「親しみ」をアピールするのは結構なことですが。もっと啓蒙すべき問題があることは間違いありません。
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