別に高尚な考えなどなく、ほんの気まぐれだった。
パスポートの更新に行ったついでに近くに献血センターがあったので2年ぶり献血をしてきた。
今回は献血体験がメインでなく、そこでもらった雑誌の話題。
その雑誌は「献血Walker」
見た瞬間に「横浜Walker、東京Walkerのパクリか!」と野次馬根性ジャーナリズム精神がむくむくと沸き上がってきたのだが、
よく見れば発行元が"角川マーケティング"となっている。
8ページ足らずではあるが、ホンモノのWalkerなのである。
早い話が献血啓蒙(?)雑誌。
献血Walker読んでLet's献血!というのが主な趣旨。
しかしその割りには献血ルームでしか配布されていないのはどういうことだろうか。
気になる中身ですが、ミュージシャンやらスポーツ選手やら有名人のインタビュー記事(※1)。輸血経験者のメッセージなど内容は盛りだくさん?
(※1)インタビュー記事……もちろん内容は献血に関するもの
そして謎の最終ページ。
献血は愛です。体験してふたりの愛もバージョンアップ?
献血Walker Vol.3
( ^ω^) …
(⊃⊂)
(^ω^;)⊃ アウアウ!!
⊂ミ⊃ )
/ ヽ
ないわーー。
もっとも「献血だって楽しみたい新感覚デートはいかが?」とあるので、 実際記事を書いているライターもありえないと思っているかもしれませんが……。
しかも記事中の写真の2人。献血は初体験らしいのだが、
服装も同じ!?さては使い回しか!
なかなかツッコミどころ満載コーナーではある。
ところで最近はずっと慢性的な血液不足のようです。
この献血Walkerによれば、今、献血が必要ないくつかの理由として、
若い世代の献血者が、いま減少している!
献血者の約80%は50歳未満が支え、輸血用血液製剤の約85%は50歳以上の人々に使用されている状態。
若い世代による献血がこのまま減少し続ければ、血液不足が深刻な問題となります。献血Walker Vol.3
らしい。
たいていはここで
さぁみんな献血に行きましょう! 糸冬 了
と、なるところなのでしょうが、
献血というのは年金と同じく若い世代による助け合いによって成り立っているようなのです。
我々若い世代は団塊世代以上の方々たちから、
金(=年金)をむしり取られ、自分たちの雇用を守るため職も奪われ、あまつさえ生き血(=献血)まで啜られる……。
そう考えると献血に行くのもどうかな……躊躇してしまう。
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