正月ももう終了。時の流れは早いものです。
そして今年も実家に帰ったついでに箱根駅伝(往路)の沿道観戦に行ってきました。
とは言っても別に90回記念大会だからと言って何か変わるわけでもありませんが……。
昨年の記録を頼りに少し早めに家を出て車で移動する。
いつものことだが、沿道には近いのだが原っぱのくせに臨時の有料駐車場になっている場所に止めるのがやはり気分的に晴れぬ。
たった500円だし社会人のクセにケチケチするなと言われてしまえばそれまでなのだが、これは金額の問題ではない。気持ちの問題なのである。
そして今年はちょっと遠いのだが、某飲食店の駐車場に止めて歩くことにした。
少し歩く距離が長くなったので、例年より沿道に到着する時間が遅くなったのだが……。
…おかしい。人がいないではないか。
明らかに例年より人が少ない。
もしかしたら選手たちが超ハイペースになりレースが終わってしまったか、
山梨学院大学のオムワンバ選手のように、全選手が故障してしまい競争中止になってしまったか、
などと弟と話しながら歩いていたのだが当然のことながらそのようなことはないのである。
過去の記録を見てみれば2009年から毎年沿道観戦に繰り返しているので、 もうすっかりベテラン(?)の域。応援客が少ないうちにとっとと日なたを確保する。さらには2010年のように選手が走ってくる方向… つまり我々のすぐ右側に視界を妨害するジジババが来ないように、日陰と日なたの境界線に場所を確保するという念の入れよう。カンペキだ。
観戦支援グッズもここ数年で本当に進歩した。
5年前は普通にラジオを握り締めている人がいたし、地元の駅伝大好き爺様の勝手なレクチャーにより順位や現在位置情報を得たりしていた。
それから携帯でテレビが見られるようになり、駅伝爺様のレクチャーは姿を消し、みんなが携帯でテレビを見ながら把握できるようになった。
そして最近は日テレ開発の「箱根駅伝速報WEBアプリ」により、地図上にリアルタイムで選手の位置情報が表示されるようになった。このアプリが凄まじく素晴らしい。
地図を見ていると、かなり高速で全選手の位置がピコピコと更新されてゆく。襷にGPSのチップでも埋め込まれているんじゃないかと思ってしまうほどだ。
WEBアプリに感動しているうちに、沿道が慌しくなってきた。
大会運営車や技術総務車が何台も走り抜けてゆく。そしてパトカーや白バイも。
テレビに映るのは先導している白バイだけだが、大会には大勢の警察官や白バイが関わっていることを教えてくれる。
そして襷の重みをつなぐ選手たちがやってきた。
「がんばれー!!」
「ファイトー!!」
声の限りで応援する。
沿道に出ている人は自分の出身大学やご贔屓の大学があるはずだが、どの大学の選手も同じように応援する。
先頭は東洋大学。ぶっちぎりの強さ。
そしてその後、少し時間があいて駒澤大学。
今年の箱根駅伝は近年まれに見るスピードレース。往路なのに先頭から最後尾まで20分ぐらい離れているという状態。
例年われわれが応援する地点は番組的には「箱根駅伝今昔物語」などという超どうでもいいコーナーによりテレビには映らないのだが、
今年は差が開きまくっているせいなのか、毎回このブログに書いている苦情を日テレの社員が見たせいなのかわからないが、携帯テレビで映っている選手が自分たちのすぐ前方にいる。
どうやら中継に一瞬映った可能性があるのだ。
そうと分かっていれば録画して、後でコマ送りでチェックしたものの!!残念すぎる。
ただ中継車が投入されているのは前方の選手だけ。
後の順位の方になると中継車なんて1台も見えないし、選手のすぐ後ろをはしっている監督車はお通夜状態だし、上空の中継ヘリまで消えている始末。
選手が一生懸命走っているだけに残念でならない。
最近の駅伝はシード権を取るのも難しい。
自分と弟が贔屓にしている大学は残念ながらシード落ち。
シード落ちした○○大学の駅伝監督は腹を切って死ぬべきは当然であり、地獄の火の中に投げ入れるものである!!(※)
……と、叫びたいところだけど。
(※)言わずとしれた又吉イエスのネタ。
とは言っても全員がそれぞれベストを尽くしているわけだし、また予選会勝ち抜いて箱根に戻ってきて欲しい。と最近思えるようになってきた。
今年は予選会から応援だ!!
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