毎年何やら内輪で集まって楽しくやっている様子。
が、自分の情報アンテナが低いのか、あるいは意図的に声が掛からないのかは不明ですが、その情報が伝わってくるのはイベント終了後。しかも人様のブログ記事を読んで初めて知るという情けない状態。
そのたびに"来年は声を掛けてくれ"と言い続けて、はや数年……。
そして今年。
ついに念願の「江戸川区花火大会」
これだから影が薄い人間は困る。
18時前にM澤先輩宅にて合流。
他のメンバーたちとは会場で直接合流するとのことらしいで、M澤先輩に連れられて河川敷に向かう。
東京での花火大会というと「朝から場所取り」「人大杉で見られない」……などほとんど良い印象はないのだが、 この江戸川区花火大会は広大な河川敷に寝そべって花火が見られるというもの。
のんびり、まったり
涼しい夜風に身を任せて、河川敷に寝そべって花火鑑賞--なんと風流ではないか。これぞまさに江戸情緒。
数年前に汗だくになりながら必死に場所取りをし、その挙げ句にボロクソに文句を言われた隅田川花火大会を思い出した。その歴然とした差に感無量である。
鑑賞場所は打ち上げ場所からは少し離れているものの、江戸川病院近くの河川敷。
ここからでも悠々と見られるという。
そのためか地元の人も手料理持参で多くの人が見に来ているように感じた。
隅田川のように殺伐とした雰囲気はなく、どこかのんびりとしたアットホームな感じ。
今回のメンバーは総勢13人(※1)。人が集まるのは良いことだ。
ここで読者の諸兄方の中には、花火大会と言えば"出会い"。ここで盛り上がって、そして……という展開を期待されている方も多いと思われます。
が、13名の構成を見てみると独り身なのは3人(全員男)だけ。残りの10名は5組のカップルという、そうは問屋が卸さない どころか夢も希望もない構成なのである。
(※1)総勢13人……内2人は車が停められず参加を断念したので実質11名。
花火とカメコ
次第に辺りが薄暗くなり、夜の帳が忍び寄ってきた。
風は強いものの、幸い雲は少なく花火鑑賞にはかなりの好条件だと思われます。
19時15分過ぎ。
アナウンスのカウントダウンと共に、江戸川区花火大会恒例の5秒間、1,000発打ちで大会の幕が切って落とされた。
この迫力は凄まじい。圧倒された。
美しさもさることながら、花火が上がるたびに腹にズンズン響く炸裂音。畳みかけるように上がる花火のときは遠くから地響きのように迫ってくる。
観客も畳みかけるような花火が上がると「おーっ!」という歓声や、やんややんやの拍手が沸き起こっていた。
花火は一瞬で大輪を咲かせ、次の瞬間散ってしまう儚さがあるからこそ美しい。
その一瞬、一瞬を目に、思い出にしっかり刻むことこそ花火の醍醐味。
ところが今やデジタルの時代。思い出に刻まなくとも記録に残すことができるのです。
しかも物欲大魔神の集合体のような我々。
10万円以上するデジタル一眼レフカメラを持って(しかも2台)いたり、5万円ぐらいするXactiを持ってきたりと、言うなれば「花火かかってこいやー」状態。
最近すっかりカメラの虜となっているカメコS田君は、レンズを通して見ている方が多いのではないかと思えるほどカメラにかぶりつき。
自分もデジタル一眼レフカメラ欲しくなってきた(`・ω・´)
しかしカメラやビデオがあっても悲しい哉、タイミングを逃してしまうと終了のお知らせ。
特に怒濤のような花火はいつ上がるか分からないので、撮影に失敗(※2)するたびに「あ~、逃した~っ!」とか「うわ~、これはもったいない」と悲鳴が上がる。
(※2)撮影に失敗……目的は撮影がメインではないということもありますが。
その中で、かろうじて撮影できた花火がこれ。
そしてラストは弾幕状態で何がなんだか訳が判らない(N地君談)
21時前に花火大会は終了。
夏の夜に、寝そべって、しゃべって、食べて、花火鑑賞。
これぞ江戸の風流。
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